みなさま、こんばんは。
神戸・三田の卵・小麦・乳製品を使わない、卵・小麦・乳製品アレルギー対応のからだに優しいお菓
子教室 ma ma prier 松枝です。
先日はフロランタン、スイートポテトのレッスンでした。
フロランタンの生地を作り、生地を寝かせている間にスイートポテトを作り、餡を寝かせている間に
フロランタンに戻り…
と、少し慌ただしくなっちゃったけど、やっぱり出来立ては最高♡
あつあつのフロランタンを「美味しいー♡」と頬張るママと娘さんの顔を見て癒されました。
卵アレルギーがある娘さん。
ランチの米粉パンをいつも美味しそうに食べてくれるんです。
米粉パン、好きな大きさに切っていいよー♡
というと、嬉しそうに好きなだけカット。
ママもびっくりするくらいの大きさにカットしてました♡
そしてパンにかぶりつき、とびっきりの笑顔を見せてくれました!
嬉しい!!
アレルギーがあってみんなと同じものが食べられなくて、
でもママやパパの食べているものが食べたい。
「一緒のものが食べたい。」
大きくなるにつれその想いは強くなる。
でも、自分は食べられない…
食べたいのに食べられない。
小さいながらに我慢をしなくちゃいけない。
そんなわが子の姿を見るママもパパもつらい。
保健師していると
「子供がアレルギーなのって、わたしのせいですかね…」
そう質問される方も多くて。
そうじゃない!
でも、自分を責めちゃうお母さんの気持ち、分からなくもないです。
私、切迫早産で32週から入院してました。
産休に入ると同時に入院。
それまでは毎日働いていたので、産休を何よりも楽しみにしていた私。
なのに即入院と言われ、大泣き。
生まれちゃったら困る!どうしよう!という不安と
産休になったらしたいこと山ほどあったのに!というがっかりと
これからどうなるんだろうという漠然とした不安に襲われて
もう気持ちがごちゃごちゃで。旦那さんに大泣きしながら電話をした記憶があります。
「もう生まれちゃうよ!すぐ入院!!」
今でも忘れられない宣告。笑
朝一の健診のままバタバタと入院が決まり、気づいたらベッドの上。
それから37週まで毎日寝たきりの生活。
24時間張り止めの点滴。副作用で脈が速くり常に走ってる感じでドキドキ。
でもこの点滴は息子の命をつなぐ頼りの綱。頑張らなくちゃ。
そう思って1日1日過ごしていました。
でも、24時間ずーっと点滴をしていると血管が耐え切れなくなって漏れちゃって
反対の手に入れ直したり。今回は1日もたなかったな…なーんて考えたり。
これだけ時間があるといろいろ考えちゃって。
胎動が少しでもないと不安になって。夜も眠れなかった。
正常な妊娠経過をたどれなかったことが辛くて、自分があの時もっとああしていれば、こうしていれ
ば…結果は変わったのかもしれない。
そう思う日々でした。
37週0日で出産
息子の体重は2620g
ベビー室に並んでいる赤ちゃんと比べ、小さかった息子。
もう少しお腹の中にたら…私のせいだ…
そう自分を責めました。
今もそう。
幼稚園の同級生と比べるとやっぱり一回り小さい。
あの時、もう少しお腹の中にいられたら…変わっていたのかな…
とふと思います。
確かに変わっていたのかもしれないけど、変わっていなかったのかもしれない。
答えは分からないのに自分を責めることがあります。
看護師の私でさえそうなんです。
だから、保健師をしていて
「この子にアレルギーがあるのは私のせいですか?」
そう聞かれると、胸が痛くなります。
「そうじゃないですよ!」
というけれど、その気持ち痛いほどわかります。
自分のせいじゃないと分かってはいるけど、アレルギーがあって食べるものが制限されちゃう日々に
下を向いちゃうこと、ありますよね。
「どうして僕だけ、私だけ食べられないの?」
そう聞かれた日には涙が出ちゃうんです…悔しくて、情けなくて、ふがいなくて…
そう話してくれたお母さんの一言が忘れられません。
だから私はこのお仕事を選びました。
アレルギーがあってもなくてもみんなが同じものを「美味しいね!」と食べられる世の中になってほしい。
心からそう思います。
お子さんもそう。
でも、お母さんもお父さんも苦しんでいる。
そんな悲しい、つらい思いをしているお子さんやご家族の力になりたい!
笑顔になってもらいたい!!
そんな想いがma ma prire には詰まっています。
嬉しいことに、チラシ、ホームページ、ブログ、facebookやインスタグラムなどのSNSからma ma prier を知って下さり、ご連絡いただくことが増えてきました。
これからもっともっと皆さんに素敵なものをお届けできるように南本・松枝の二人で力を合わせていきたいと思っています。
ma ma prier
神戸・三田で卵・小麦・乳製品を使わない からだに優しいお菓子の教室をしております。 『大切な人の笑顔をみたい』 という想いからはじめました。 アレルギーがある方もない方も みんなで同じケーキを 『おいしいね!』 と食べられる そんな光景が当たり前の世の中になってほしいと思っております。
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